微弱電流の可能性
微弱電流を使った治療の見学に行ってきました
知り合いのいなみ接骨院のオーナーが、微弱電流を自分の身体で色々試してみるからよかったら来ませんか?と誘ってくれたのでお言葉に甘えて行ってきました。
実はこのオーナー、ギランバレー症候群で3ヶ月ほど入院していて、一時は歩行器が無いと歩けないくらい足に力が入らない大変な状態だったそうです。
*ギランバレー症候群
体の各部分に分布する末梢神経の障害により、四肢や顔、呼吸器官に麻痺などが起こる疾患。年間で10万人に1、2人がかかると言われている。(中略)
子どもから高齢者までどの年代にも発症するが、40代前後の、男性の患者がやや多い傾向にある。通常は数日から数週間にわたって悪化し、その後は自然回復することがほとんど。早期治療が早期回復の鍵となる。
*Doctors Fileより引用
先日退院しましたが、右足に麻痺が残っており背屈(床にかかとをつけたままつま先をあげる動作)ができない状態です。
両手足に微弱電流を流しながら、しっかりと立てるようにバランスをとらせています。
うちとは違うメーカーの機器なので興味津々です。
その後、リスフラン関節に流していきます。
右のおでこ(前頭葉を意識)と麻痺が強い右足親指に電極パッドを貼り、底背屈運動をさせるように動かしています。
ちなみに施術をしているのは治療機器メーカーの営業さんです。
最終的には治療前と治療後では背屈可動域が少しですがはっきりとわかるくらい改善しました(痛恨の写真撮り忘れ)
もちろんこの1回で治るなんてことはありませんが、3日ほど前まで車の運転を医者から禁止(アクセル、ブレーキ操作ができないため)されていた事を考えると今後のリハビリに対する意欲と期待値が上がるくらいの改善はありました。
ふなき鍼灸接骨院では捻挫や肉離れ、打撲などに対する疼痛抑制・細胞修復を目的としたものと、ストレスや頭痛、不眠などの症状に対する自律神経調節にアプローチする使い方(かなーりざっくりした説明になってます)がメインだったため、今まで知らなかった微弱電流の活用法と可能性に素直に驚きました。
オーナーがどれくらいで改善していくのかは今後の経過を追っていくわけですが、その辺はまた報告したいと思います。