8/15~20まで豊川高校水泳部のインターハイにトレーナー帯同してきました。

今年のインターハイは北信越大会。水泳は長野県です。

県大会と東海大会の帯同時、水泳はテニスやバスケと違い捻挫や打撲とかは起きにくいイメージだったのでマッサージオイルとグラストンブレードくらいしか持っていきませんでした。（実際結構活用して選手からも好評でした）
テーピングも貼れないし。

しかし東海大会の時にアキレス腱痛や側弯種から来る腰痛の女子選手を急遽診る事になった経緯もあり（フナキは男子担当）、今回はポータブルタイプのハイボルテージ治療機を持っていきました。

初日からいきなり大活躍（笑）

写真は会場のトレーナーブースですが、行きのバスの中で速攻で治療が始まりました。
この女子選手は出発日前日に捻挫をしてしまったそうでテーピングを巻いていました。他にも背泳ぎの女子がターンの時に突き指をしてしまい薬指がパンパンに腫れていたり、男子選手でも腰痛や肩関節痛、背中の痛みや大腿の疲れなどホテルでも会場でもフル回転でした。

初日は大雨の影響で気温が上がらず肌寒いくらいだったのでラジオ波があればもっと良かったかなと思いました。（前日練習でプールの水が冷たくて思うように体が動かないという声も多かった）

選手の待機場所とトレーナーブースはプールの隣の体育館で、試合に出る選手以外はプールへの入場不可でした。
なので試合は体育館内のモニターで観戦です。
こんな感じ

毎朝5時50分に体操をしてその後朝食、6時30分には出発、会場でケアをしてレース終了後18時くらいにホテル到着、夕食後ミーティングからの選手のケアが21時くらいまで・・と、いうスケジュール。（選手もだけど先生たちもハード！）

この５日間で男子たちとはかなり打ち解けた感じがします。
お気に入りのアニメ（そのうちの１つはめちゃくちゃ面白くて大会期間中にamazonプライムでシーズン1全話見た笑）を教えてもらったり進路の話をしてくれたり。

4日目の晩、ホテルでのケア中に1、2年生の選手達が「（知らない人だから）県大会の時正直最初はケアをしてもらうのが不安だった。（以前から来ている）いつものトレーナーさん（今回は女子担当）が良かったなと思ってました。」と教えてくれました。でも、仲良くなって行くにつれて、「フナキさんで良かったです」「ジュニアオリンピックも帯同してくれますか？」「来年も来てくれるんですか？」と次々と聞いてきてくれたことで全ての疲れや不安に感じていたことが吹き飛びました！（マジで嬉しかった！）

「今年度だけの帯同ということで来てるから来年のことはわからないなぁ」と答えると、「先生に頼んでみようかな？」とまで言ってくれました。
その気持ちだけで充分だよ。オッサンは嬉しいよ。

こういう状況になったのもすごくフレンドリーな3年生の選手（特にS太君とH馬君）のおかげです。
県大会の時から人懐っこく話しかけてきてくれてものすごく嬉しかったよ。ありがとう！

今回、豊川高校水泳部の女子チームは2016年以来の総合優勝をしました！

真ん中の小柄な子はマネージャーなのですが、最初女子選手の集合写真の時に遠慮して入らなかったんです。先生から一緒に入りなと促されて遠慮がちに隅にちょこんと入って撮影した後に、選手たちからトロフィーを渡され真ん中に連れて行かれて撮影したのがこの写真。
感極まって号泣してるのを見て危うくもらい泣きしそうになりました。
いいチームだなぁ。良かったねRちゃん！

本当に貴重な経験をさせていただきました。

5年ぶりの王座奪還本当におめでとうございます。
常勝豊川復活の始まりだと思っています。

 

大会終了後、学校に到着した時に先生から「来年からの大会も帯同をお願いできますか？」とオファーをいただきました！

全国制覇をするようなチームからのお誘いは本当に光栄です。
自分にできることであれば全面的に協力させていただきますと返事をしました。

そのやりとりを見ていた男子選手も喜んでくれました。（もしかして本当に頼んでくれたのか？笑）
でも本当に嬉しいです。

改めて豊川高校水泳部の選手、関係者の皆さんありがとうございました。